制度のご案内ウクライナを知る・学ぶ文化と芸術

CULTURE & ARTS

文化と芸術

刺繍、音楽、建築、舞台、文学、映像を通して、地域の表現と現代へ続く創造の営みを学びます。

13の学習モジュール

「基礎 → 地域・テーマ → 深掘り」の順に、興味のあるテーマから自由に読めます。

1

基礎

最初に押さえたい言葉、場所、文化の見方から始めます。

白地のウクライナ伝統衣装の襟と袖に施された赤と黒の刺繍文様
伝統衣装に受け継がれる赤と黒の刺繍文様。 写真:Adzhygyr/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 01 / 基礎

伝統的な刺繍の心

ウクライナの刺繍を、衣服や儀礼布を彩る技法、地域ごとの意匠、暮らしの中で受け継ぐ仕組みから学びます。模様を一つの固定した意味に決めつけず、素材・用途・地域を合わせて読む視点を養います。

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オデーサでバンドゥーラを演奏する奏者(実写)
実写:オデーサでバンドゥーラを演奏する奏者(実写) 撮影者:Yuriy Kvach/ライセンス:CC BY-SA 3.0/改変:なし(Wikimedia Commons提供画像)
出典:Wikimedia Commonsの元ファイル

MODULE 02 / 基礎

民族楽器が奏でる調和

バンドゥーラ、コブザ、車輪リラ、ソピルカ、ツィンバリなどの音色と役割をたどり、独奏・語り・踊り・合奏が生む多層的な響きを学びます。楽器そのものと、演奏を伝える人や共同体の両方に注目します。

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建物の階段から屋外へ続く、ジャンナ・カディロワの赤いインスタレーション作品
ジャンナ・カディロワ《Red carpet》、2013年のインスタレーション。 写真:Biruchiy contemporary art project(写真・提供)/Zhanna Kadyrova(作品)/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 03 / 基礎

現代アートと社会課題

1980年代以降のウクライナ現代美術を手がかりに、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどが、身体、都市、環境、記憶をどう問い直すかを学びます。作品を答えではなく対話を始める装置として読み解きます。

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2

地域・テーマ

地域や分野ごとの違いを比べ、知識を横につなげます。

キーウのヴィドゥビチ修道院に立つ、白壁と緑の屋根を持つ聖ゲオルギオス大聖堂
1686〜1701年に建てられたウクライナ・バロックの聖ゲオルギオス大聖堂。 写真:Іван Биков/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 04 / 地域・テーマ

ウクライナ・バロックの建築

17世紀末から18世紀初めを中心に展開したウクライナ・バロックを、均整ある構成、複数のドーム、漆喰装飾、修道院景観から学びます。中世の建物に後世のバロック要素が重なる例も見て、建築を時代の層として読みます。

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青い舞台照明の中で《ボレロ》を踊るキーウ・モダン・バレエのダンサーたち
キーウ・モダン・バレエによる《ボレロ》の舞台。 写真:Kyiv Modern ballet/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 05 / 地域・テーマ

舞台芸術とバレエ

ウクライナのバレエを、舞踊だけでなく音楽、美術、衣装、照明、劇場技術が協働する総合舞台芸術として学びます。キーウ・バレエ団の歩みと劇場の仕組みをたどり、身体表現、群舞、空間構成を観察します。

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花鳥文様のペトリキウカ塗りを実演するウクライナ人芸術家オクサナ・ピクシュ
オクサナ・ピクシュによるペトリキウカ塗りのワークショップ。 写真:Mykola Swarnyk/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 06 / 地域・テーマ

ペトリキウカ塗り

ドニプロペトロウシク州ペトリキウカで育った装飾画を、幻想的な花、鳥、実、曲線の組み合わせと、家や生活用品を彩る実践から学びます。家庭・学校・作り手の共同体が技法を伝え、新しい媒体へ広げる姿にも注目します。

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キーウのブック・アーセナルで、ウクライナの作家アンドリー・リュブカとの文学対話に参加するオルガ・トカルチュク
キーウのブック・アーセナルで行われた作家同士の文学対話。 写真:Rasal Hague/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 07 / 地域・テーマ

文学と詩の力

民謡や語りのリズムを受け継ぎながら、近代文学の言葉を開いたタラス・シェフチェンコと、世界の神話や古典を独自に読み替えたレーシャ・ウクライーンカを軸に、詩が個人の感情と社会の記憶を結ぶ力を学びます。

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夜のオデーサ旧市街でクラシックカーを使った映画撮影を行うスタッフ
2019年、オデーサの映画撮影現場。 写真:Zinnsoldat/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 08 / 地域・テーマ

映画とドキュメンタリー

オレクサンドル・ドヴジェンコの無声映画『大地』を入口に、映像の構図、編集、音、記録が現実の見え方をどう形づくるかを学びます。劇映画とドキュメンタリーの違いだけでなく、どちらにも作り手の選択があることを理解します。

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木皿の上に置かれた、青地に多彩な文様を描いた二つのウクライナのピサンカ
伝統文様で彩られたウクライナのピサンカ。 写真:Yevtushuk Victor/Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International (CC BY-SA 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 09 / 地域・テーマ

復活祭の卵「ピサンカ」

卵に蝋で線を描き、染色を重ねて模様を現すピサンカの技法を学びます。復活祭と結び付いた季節の習慣であると同時に、地域や家族ごとの図柄、贈り物、共同制作を通じて広く受け継がれる装飾文化として理解します。

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3

深掘り

資料の読み方、保存、現代とのつながりまで考えます。

ウクライナの刺繍衣装・布地(ヴィシヴァンカに関連する実写)
実写:ウクライナの刺繍衣装・布地(ヴィシヴァンカに関連する実写) 撮影者:Yevtushuk Victor/ライセンス:CC BY-SA 4.0/改変:なし(Wikimedia Commonsの1920px提供版を使用)
出典:Wikimedia Commonsの元ファイル

MODULE 10 / 深掘り

伝統衣装「ヴィシヴァンカ」

ヴィシヴァンカを、刺繍を施したシャツという基本から、襟・胸・袖口への配置、地域ごとの布・縫い方・配色、現代の着こなしまで学びます。民族衣装全体と一枚のシャツを混同せず、来歴の確かな実物資料から多様性を読みます。

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幾何学的に分割されたキーウの街景を描く、オレクサンドル・ボホマゾフの《キーウの眺め》
オレクサンドル・ボホマゾフ《キーウの眺め》(1913〜1914年)。 写真:Raimond Spekking(撮影)/Oleksandr Bohomazov(作品)/Public domain(PD-Art/PD-old-95-expired/Public Domain Mark 1.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 11 / 深掘り

ウクライナのアバンギャルド

20世紀初頭のキーウ、ハルキウ、オデーサを結ぶ前衛美術を、キュボ未来主義、構成主義、舞台美術、デザインの実験から学びます。芸術家が複数の都市と言語圏を移動した事実を踏まえ、単純な国別分類を避けて作品を見ます。

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リヴィウの音楽フェスティバルの屋外ステージで演奏するバンドTik Tu
2025年、リヴィウのフェスティバルで演奏するTik Tu。 写真:Nykyforiv/Creative Commons Attribution 4.0 International (CC BY 4.0)Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 12 / 深掘り

現代の音楽シーン

現代ウクライナの音楽を、クラシック、ジャズ、ロック、インディー、ヒップホップ、電子音楽、伝統音楽の再解釈が共存する場として学びます。楽器や歌唱の継承、音楽教育、ライブ、録音、国際交流が支える生態系に注目します。

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2023年のウクライナ文化祭のステージで伝統衣装をまとい民俗舞踊を披露するダンサーたち
ウクライナ民俗舞踊のステージ(2023年、トロント)。撮影:Mykola Swarnyk、CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons。 写真:Mykola Swarnyk/CC BY-SA 4.0Wikimedia Commons/加工:縮小のみ(トリミングなし)

MODULE 13 / 深掘り

文化と芸術|全コンテンツ網羅版

刺繍、民族楽器、舞台、文学、映画、装飾画、前衛美術、現代の創作を横断し、作品の形だけでなく、材料、地域、制作の場、担い手、保存機関まで結び付けて学びます。伝統と現代を対立させず、何が受け継がれ、何が再解釈されたかを資料に即して読み解く総合モジュールです。

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